そもそも「ブランディング」って何?
ブランディングというと何を想像するでしょうか?ロゴデザイン?SNSを使った情報発信?
それらはブランディングに含まれる施策のひとつに過ぎません。
一般的にブランディングとは、会社がもつブランドアイデンティティ(こうありたいという理想のイメージ)とブランドイメージ(生活者が勝手に思い描くあなたの会社のイメージ)を一致させるための一連の行為のことを指します。
これを踏まえた上でエナゲピューラは、ブランディングを以下のように再定義しています。
エナゲピューラが再定義する「ブランディング」の一連の流れ
既に会社があり商品があって、さてそれらの認知度をどうやって高めるか?と考え始めるのはブランディングの正しい流れではありません。まずはあらゆる前提を取り払って、あなたが理想とする世界の想像をするところから始めます。
あなたが思い描いた理想の世界を事細かく観察したとき、そこで暮らす人々はどんな暮らしを送っているでしょうか?住んでいる家は?使っている道具は?利用しているサービスは?食べているものは?
理想の世界が理想的であるために必要な商品・サービスはどんなものでしょうか?
それが想像できたとき、この世界にその商品は誕生したことになります。物理的に存在していないからまだ誕生していない?いいえ、想像した瞬間に誕生しています。常に想像が先にあって物理的な「実存」が後からついてくるだけ。この世界はそう作られています。
ですから、想像した時点であなたは価値を生み出したということになります。
想像は「創造」と言った方がいいかもしれませんね。
創造した価値をどう具体化し浸透させるか?それが「ブランディング」
ここからがブランディングの始まりです。
創造した商品について、さらに細かくリアルに想像してみます。
ワクワクしながら思うがままに、他の誰も真似できないような最高の仕様を想像してみてください。これが価値の最大化です。
さて、最高の価値をもったその商品は、誰にあげたら一番喜ぶでしょうか?あなた自身?あなたと同じ趣味趣向の人?あなたの奥さんでしょうか?想像してみてください。これにより商品を差しあげる相手(ターゲット)が定まります。
相手が決まったら、今度は商品を差しあげるときに添える言葉を想像してみましょう。相手にとっては得体の知れぬその商品を、できるだけ不安なく受け取ってくれるような言葉です。写真やイラストを添えるのもいいですね。 これが広告コンテンツ(クリエイティブ)の制作です。
言葉と写真が決まったら、相手がその言葉を目にする場面を想像してみましょう。スマートフォンで、店頭の看板で、パンフレットで。どこで目にするでしょうか?これが広告メディア選びになります。
メディアに載った言葉を目にした相手は、その商品を得るため行動を起こします。何を思い、どんな順序で行動するでしょうか?
相手になったつもりでその道のりを想像したとき、行動の妨げとなるものがあったら全部取り除いてあげましょう。
こうした一連の活動を経てようやく、相手はあなたの商品を手にし、あなたが生み出した価値を体験することができました。そのとき相手はどんな言葉を口にするしょうか?喜びのあまりSNSへ投稿せずにはいられないかも知れません。
その喜びのエネルギーがあなたへと返ってくるところを想像します。そのエネルギーは、あなたが商品を創造したときよりもきっと大きくなっているはず。
そのエネルギーを使ってあなたはさらによい商品を創造します。
そしてこの一連の流れを繰り返します。
ブランディングとは「価値の創造によって生まれたエネルギーを、増大させつつ循環するシステムを作り上げること」と、私たちは再定義します。
エナゲピューラのブランディング支援とは?
この「ブランディング」のシステムを作りあげる際に必要となる、あらゆる施策のお手伝いをするのが当社の役割となります。
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